Analisis Kalimat Acak Dalam Percakapan Lisan Bahasa Jepang (Kajian Sintaksis)

Gayatrina, Jayanti ( 0242059 ) (2007) Analisis Kalimat Acak Dalam Percakapan Lisan Bahasa Jepang (Kajian Sintaksis). Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.

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Abstract

1 ページ 要約 I. 序論 外国語を学ぶ際はその言語のさまざまな面を知り、理解する必要が ある。日本語は多くの特徴を持つ言語である。その一つに日本語はその文 の構造から見て SOV の語順を有している。一方英語やインドネシア語は SVO の語順になっている。例えば、インドネシア語で「Ali membaca komik」という文は、日本語では「アリさんはマンガを読む」になる。つ まり、日本語では「読む」という述語を一番最後に置くのである。 日本語の形の文を作るとき、もちろん決まった規則があるが、日常 生活においては、その構造が変形することがよくある。文の構成要素が省 略されたり、語順が変わったりするのである。このような変形は特に口語 によく起こる。 例文: (1) a.ジョンがマリをぶった。 b.マリをジョンがぶった。 c. *ジョンがぶったマリを。 d.*ぶったジョンがマリを。 (Kuno, 1973:3-4) (1a) の文は SOV の語順になっていて、文法的である。(1b) 主語や 目的語の要素が倒置しているが、この文も文法的である。(1c) と(1d) の文 は非文法的である。(1a) と(1b) は語順が違うが、意味は同じである。 2 ページ 標準の語順を持たない文のタイプを「scrambled sentence」と言い, この現象は「scrambling 」という (cf. Harada 1977; Whitman 1979; Saito 1985)。日本語の言語学では倒置構文と言い (Watanabe, 2000)、話し言葉に 多く現れる。Harada (1977) は、日本語の文法にさまざまな制限があるので、 全般の文に自由に当てはめることはできない、と言っている。Tada (1993) は、日本語の文構造にもとづいて scrambling を、三つの種類に分けてい る。S-scrambling、M-scrambling、L-scrambling と言うものである。それら の例を以下に挙げる。 (11) a.S-scrambling: ジョンがこの本をマリにあげた。 b.M-scrambling: この本をジョンがマリにあげた。 c.L-scrambling: この本をビルがジョンがマリにあげたと思ってる。 (Tada 1993:15) S-scrambling というのは動詞句の中におけるスクランブリングのこ とで、M-scrambling というのは節または文の最初の位置におけるスクラン ブリングのことである。そして、L-scrambling というのは節の境界を越え たスクランブリングのことである。 3 ページ II. 本論 分析の例: 1. あとは そのお気持ちを 楓様に ぶつけるだけです!! 状況語 目的語 補語 述語 (CHAO 6, 2005:220) この文はS-scrambling のタイプに入る。動詞句においてスクランブ リングが住じている。‘そのお気持ちを’という目的語が、‘楓様に’と いう補語の前に出てくる。標準的な文では‘そのお気持ちを’の目的語が ‘ぶつけるだけです’の述語のまえに位置するのである。 文法的機能を果たす助詞の位置を変えず、上記の文をスクランブリ ングすれば、次の文の構造を作ることができる。 a. そのお気持ちをあとは楓様にぶつけるだけです!! b. そのお気持ちを楓様にあとはぶつけるだけです!! c. 楓様にあとはそのお気持ちをぶつけるだけです!! d. 楓様にそのお気持ちをあとはぶつけるだけです!! 上記のように、助詞をそれぞれの名詞句なら文法的機能を果たす格 助詞を、その位置から離さない場合、スクランブリングをしても、それら の文は文法的であり、意味も変わらないのである。 a. *そのあとはお気持ちを楓様にぶつけるだけです!! b. *あとはお気持ちをその楓様にぶつけるだけです!! c. *あとはお気持ちを楓様にそのぶつけるだけです!! 4 ページ それぞれの助詞·格助詞をスクランブリングすると、その文は非文 法的になるのである。したがって助詞はスクランブリングすることができ ないのである。 37. 鍵を 僕が ジョンが マリに 渡したと思った。 目的語 主語1 主語2 補語 述語 (Haig:1976) この文はL-scrambling のタイプに入る。節の境界を越えてスクラン ブリングが起こっている。’鍵を’の目的語は従属節から離れ、文の冒頭に 出てくる。この文においても助詞·格助詞は文法的の機能を果たし、主語 や述語や目的語や補語に付いている。助詞·格助詞をスクランブリングす ると、文の構造はこのようになる。 a. *鍵に僕がジョンをマリが渡したと思った。 b. *鍵が僕にジョンをマリが渡したと思った。 c. *鍵をが僕ジョンがマリに渡したと思った。 d. *鍵を僕がジョンマリがに渡したと思った。 上記のように、助詞·格助詞をスクランブリングするとすべての文 は非文法的である。 助詞·格助詞をそれぞれの名詞句から離さず、他の要素を倒置する 場合、文は次のようになる。 a. マリに僕がジョンが鍵を渡したと思った。 b. *ジョンが僕がマリに鍵を渡したと思った。 5 ぺージ 上文は従属節の他の要素をスクランブリングしたが、果たしてa の 文は文法的で、b の文は非文法的である。したがって、L-scrambling では、 従属節の主語は節の境界からスクランブリングできないという制限がある ことになるのである。 III. 結論 日本語は自由に語順を変えることができる言語である。文に文法的 の機能を示す助詞が後置詞であるからである。つまり、日本語の scrambling の原因は、特に話し言葉の中には文法的機能を示す助詞が後置 詞であるので、それぞれの要素がいかなる機能を果たしているか決まって いるからである。日本語では文法的機能を変えずにスクランブリングする ことによって構成要素を倒置することができる。 日本語のscrambling に制限がある、すなわち: 1. 述語として、動詞は文の最後に位置しなければならない。 2. 文法的機能を示す助詞と後置詞はスクランブリングすることが できない。 3. 名詞の修飾語はスクランブリングすることができない。 4. 接続助詞の‘と’を接続される二つまたはそれ以上の名詞はス クランブリングすることができない。 5. L-scrambling のタイプの中には従属節の主語は節の境界からス クランブリングすることができない。 粒 ryuu 子 shi の場合 particle case scrambled sentence 無 秩 序な文 動 詞 句 verb phrase 名 詞 句 noun phrase 最 初 の節 initial clause 文 法 的 gramatikal じょし 助 詞 particle, postposition •ŽŒ(‚¶‚債) 境 界 boundaries 先 を争うこと scrambling かきまぜきそく かき混 ぜ規則 scrambling kakimazekisoku scrambling 構 造 construction · M-scrambling 95. あの映画を 太郎は 十五回も 見たんだって。。。 目的語 主語 状況後 述語 (Masunaga:1994) · L-scrambling 97. 鍵を 僕が ジョンが マリに 渡したと思った。 目的語 主語1 主語2 補語 述語 (Haig:1976) · 他のscrambling 6. ツメを あやまったわね 小娘ども。 目的語 述語 主語 (ひな子、120)

Item Type: Thesis (Undergraduate)
Subjects: P Language and Literature > PN Literature (General)
Depositing User: Perpustakaan Maranatha
Date Deposited: 23 Oct 2014 10:14
Last Modified: 23 Oct 2014 10:14
URI: http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7738

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