Analisis 移動動詞 (Idoudoushi)Yang Berkaitan Dengan 助詞(Joshi) Yang Menyertainya (Kajian Sintaksis dan Semantik)

Natalia, Hana ( 0742017 ) (2012) Analisis 移動動詞 (Idoudoushi)Yang Berkaitan Dengan 助詞(Joshi) Yang Menyertainya (Kajian Sintaksis dan Semantik). Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.

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Abstract

序論 日本語は、品詞の種類がある。特に研究されているテ一マの一つは動詞と 助詞との関係についてである。 私達の周りに存在するものについて状態、変化、動きを表し、また感情や 振舞いと関係する状態、様子、人間の行為を表す語を「動詞」と言う。その 動詞の基本的な性質は、単独で述語の働きをすることである。 一方、語と語、節と節を接続する機能を持ち、また名詞に接続し主題や補 語になる働きをする語を「助詞」と言う。 本研究では、特に移動動詞とそれに付属する助詞を取り上げる。 寺村照代は、移動動詞について以下のように述べている。 移動の動詞は、英語でもその特徴が観察されているが、日本語では、 主として助詞の使い方から見て、ほぼ次の三つのグル一プに分けられ るようである;「出どころ(出発点)」、「通りみち(通過点)」、「入りど ころ (到達点)」 一方、移動動詞に付属する助詞は、第一に出発点を表す「から、を、に」 、第二に通過点を表す「を、に」、第三に到達点を表す「に、へ」がある。 この移動動詞とそれに付属する助詞を、統語論と意味論との観点から分析 していく。 統語論とは、文中において語のある要素とその他の要素の結合を解明し、 構文的機能に関係する主語、述語、目的語を取り上げ、研究する分野である 。意味論とは、談話や語句の意味に関係した言語構造を取り上げ、その仕組 みと一般的な言語の意味を研究する分野である。 本論 本研究では、季刊誌『にっぽにあ』に掲載されている文章を8編取り上げ 、明らかにしていく。 まず、移動動詞とそれに付属する助詞で出発点を表す「から、を、に」を 分析する。 (1) 世界一の魚市場と呼ばれる築地市場は、東京の中心部・銀座か ら、歩いてわずか15分のところにある。 (「新日本旅行案内 築地市場 世界一の巨大魚市場」 47、2008) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は人 々である。助詞「から」は、移動動詞を伴うものである。この文での移動動 詞は、「歩いて」であり、移動する出発点の地点は、「銀座」である。 意味論の観点から、この文における助詞「から」の語意は、インドネシア 語の「dari」に当たる。そして、動詞「歩く」の語意は、インドネシア語の 「jalan」に当たる。この場面で意図する到着点の地点は、「築地市場」で ある。この文全体の意味は、世界一の魚市場と呼ばれる築地市場は、出発点 の東京の中心部・銀座から、到着点の築地市場まで、足で進むとわずか15分 のところにあるとなる。 以上のことから、この文は、出発点を示す移動動詞のグループに属する。 (2) セリ場や仲買店の集まる棟を出ると、すぐ目の前に「魚がし横 丁」がある。 (「新日本旅行案内 築地市場 世界一の巨大魚市場」 47、2008) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は人 々である。助詞「を」は、移動動詞を伴うものである。この文での移動動詞 は、「出る」であり、移動する出発点の地点は、「棟の中」である。 意味論の観点から、この文における助詞「を」の語意は、インドネシア語 の「dari」に当たる。動詞「出る」の語意は、インドネシア語の「keluar」 に当たる。この場面で意図する到着点の地点は、「棟の外」である。この文 全体の意味は、出発点のセリ場や仲買店の集まる棟の中から、到着点の棟の 外へ行くと、すぐ目の前に「魚がし横丁」があるとなる。 以上のことから、この文は、出発点を示す移動動詞のグループに属する。 (3) 相手を投げるか、土俵の外に出すか。 (「ニッポン暮らし 夢の続きは相撲で果たす-トゥサグリ ア・レヴァン」27、2003) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は力 士である。助詞「に」は、移動動詞を伴うものである。この文での移動動詞 は、「出す」であり、移動する出発点の地点は、「土俵内」である。 意味論の観点から、この文における助詞「に」の語意は、インドネシア語 の「dari」に当たる。動詞「出す」の語意は、インドネシア語の「keluar」 に当たる。この場面で意図する到着点の地点は、「土俵の外」である。この 文全体の意味は、相手を投げるか、出発点の土俵内から、到着点の土俵の外 へ動かすかとなる。 以上のことから、この文は、出発点を示す移動動詞のグループに属する。 また、移動動詞とそれに付属する助詞で通過点を表す「を、に」を分析する 。 (4) 乗り換えだけでなく、地上を走る他社線との相互乗り入れも多 い。 (「特集 地下から日本が見える 地下に広がる快適空間」 23、2002」) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は地 下鉄である。助詞「を」は、移動動詞を伴うものである。この文での移動動 詞は、「走る」であり、移動する通過点の地点は、「地上の駅から駅」であ る。 意味論の観点から、この文における助詞「を」の語意は、インドネシア語 の「di」に当たる。動詞「走る」の語意は、インドネシア語の「berjalan cepat」に当たる。この文全体の意味は、乗り換えだけでなく、通過点の地 上の駅から駅を速く移動する他社線との相互乗り入れも多いとなる。 以上のことから、この文は、通過点を示す移動動詞のグループに属する。 (5) 対岸に連なる山を越えればすぐ京都という位置にあり、湖上交 通の要衝としてはもちろん、17世紀以来、政治、軍事の拠点と して栄えてきた。 (「新日本旅案内 彦根 お城の下に広がる江戸時代の計画都 市」17、2001) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は人 々である。助詞「を」は、移動動詞を伴うものである。この文での移動動詞 は、「越えれば」であり、移動する通過点の地点は、「山から京都につなが る山」である。 意味論の観点から、この文における助詞「を」の語意は、インドネシア語 の「di」に当たる。動詞「越える」の語意は、インドネシア語の「melewati 」に当たる。この文全体の意味は、対岸に連なる通過点の山から京都につな がる山を通り過ぎれば、すぐ京都という位置にあり、湖上交通の要衝として はもちろん、17世紀以来、政治、軍事の拠点として栄えてきた。 以上のことから、この文は、通過点を示す移動動詞のグループに属する。 (6) 日本に帰ってから、畠山さんは気仙沼湾に注ぐ大川の源流の室 根山に木を植えることを思い立った。 (「特集 海に浮かぶ森、日本 森を守り、育てる人びと」24、 2003) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は 畠山さんである。助詞「に」は、移動動詞を伴うものである。この文での移 動動詞は、「帰って」であり、移動する通過点の地点は、「フランスから日 本」である。 意味論の観点から、この文における助詞「に」の語意は、インドネシア 語の「di」に当たる。動詞「帰る」の語意は、インドネシア語の「tiba」に 当たる。この文全体の意味は、通過点のフランスから日本に戻ってから、畠 山さんは気仙沼湾に注ぐ大川の源流の室根山に木を植えることを思い立った となる。 以上のことから、この文は、通過点を示す移動動詞のグループに属する。 さらに、移動動詞とそれに付属する助詞で到達点を表す「に、へ」を分析す る。 (7) 帳場で宿泊の手続きを済ませて、宿泊客の世話係「仲居さん」 の案内で部屋に向かう。 (「特集 温泉へ行こう 温泉旅館で過ごす一日」26、2003) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は 宿泊客である。助詞「に」は、移動動詞を伴うものである。この文での移動 動詞は、「向かう」であり、移動する到達点の地点は、「部屋」である。 意味論の観点から、この文における助詞「に」の語意は、インドネシア 語の「ke」に当たる。動詞「向かう」の語意は、インドネシア語の「mengan tar」に当たる。この文全体の意味は、帳場で宿泊の手続きを済ませて、宿 泊客の世話係「仲居さん」の案内で帳場から到達点の部屋を目ざして行くと なる。 以上のことから、この文は、到達点を示す移動動詞のグループに属する。 (8) 温泉へ行こう。 (「特集 温泉へ行こう」26、2003) 統語論の観点から、この文には主語は書かれていないが、動作の主体は人々 である。助詞「へ」は、移動動詞を伴うものである。この文での移動動詞は 、「行こう」であり、移動する到達点の地点は、「温泉」である。 意味論の観点から、この文における助詞「へ」の語意は、インドネシア語の 「ke」に当たる。動詞「行く」の語意は、インドネシア語の「pergi」に当 たる。この文全体の意味は、各地から到達点の温泉へ出かけようとなる。 以上のことから、この文は、到達点を示す移動動詞のグループに属する。 結論 本研究で得られた結果をまとめると、以下のとおりである。 移動動詞は、助詞の使い方により三つのグループに分けられる。 (1)助詞「から、を、に」を伴う移動動詞 出てくる、下りる、出す、歩く、出る (2)助詞「に、を」を伴う移動動詞 駆け抜ける、走りだす、通る、渡る、帰る、飛ぶ、歩き回る、訪ね る、出かける、越える (3)助詞「に、へ」を伴う移動動詞 飛び下りる、行く、入る、向かう、帰っていく、来る また、移動動詞に付属する助詞は、出発点、通過点、到達点を表すグルー プに分けられる。 (1)出発点としての機能を印す助詞 から、を、に (2)通過点としての機能を印す助詞 を、に (3)到達点としての機能を印す助詞 に、へ

Item Type: Thesis (Undergraduate)
Subjects: P Language and Literature > PN Literature (General)
Depositing User: Perpustakaan Maranatha
Date Deposited: 03 Oct 2014 10:34
Last Modified: 03 Oct 2014 10:34
URI: http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7114

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