Analisis Kohesi dan Koherensi Dalam Wacana Bahasa Jepang (Kajian Pragmatik)

Aprillia, Mitha ( 0842012 ) (2012) Analisis Kohesi dan Koherensi Dalam Wacana Bahasa Jepang (Kajian Pragmatik). Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.

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Abstract

日本語の談話の結束性と一貫性の分析 序論 談話の中には一連の文があり、幾つかのパラグラフで構成されている。文と文、 パラグラフとパラグラフ、又は談話のアイデアは一体とならなければならない。語 と語、句と句、文と文が互いに結び合ってまとまりのあるテクストを作り出すこと を結束性という。(橋、1999;56)。一方で、一貫性とはテキストが作り出 す世界と深層レベルにある思想概念の構成がお互いにマッチしている。(メイナー ド、1997;28)。 結束性は記号を持っており、それは文法的結束性と語彙的結束性である。池上 によれば (1998:63)。 結束性:談話又はテクストにおいて、それが内容的にまとまりのあるこ と(情報の連続性)を示す仕組み。文法的、語彙的手段によって表示す ることができる。文法的手段としては(1)旧情報の内容を受けてそれ を人称代名詞や指示詞で指示する。(2)先行する文のある部分を省略 したり他の語に置き換えたりする。(3)接続詞を使用する。語彙的手 段としては語彙の反復 (下位語と上位語間での反復や同義語の反復) がある。 ところが、語彙的結束性は省略、下位語、上位語、類義語だけではない。 その他には連語がある。(ヘッリデー、1985;312)。 結束性には文法的結束性と語彙的結束性を持っていって、一貫性はもっ ていない。けれども、一貫性は文化的や社会的な知識などから見られる。池 上の定義では(1998:6)。 一貫性:話者どうしが共有する知識などによってもたらされ。発話を結 び付ける、又は談話を一つ意味のまとまりとする要素の一つ。語や表現 間の関係が文法的、語彙的手段によって示される表面的な結びつきであ る結束性に対して、一貫性は表面上には現れず、話者どうしが共有する 文化的、社会的な知識などを通して発話と発話を関係づけるものである。 本論 1.結束性 a.結束するの談話 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。 ある日、おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へせんたくに 行きました。 繰り返しのおじいさんとおばあさんがあるから、この談話は結束する。 b.結束しないの談話 それに対して教授は、どことなく元気がない。なんだかぐにゃぐにゃしてい る。 「教授、どうしたの?」 しつけ係の美衣がきく。すると教授はひとこと。 「ごはん…。」とつぶやいた。 だれかが「どうして」と質問すれば、一般にある状態を返事するが、こ れは「ご飯」と返事している。返事と質問は適切ではないから、この談話は 結束していない。 2.指示 A:これは、だれが忘れた傘ですか。 B:それですか、田中さんが置いていったのです。昨日は、午後 になって雨 がやんだから、持って帰るのをつい忘れたんでしょう。 この会話の指示は「これ」と「それ」である。「これ」と「それ」は名詞 を示した指示語である。 その会話にあった名詞は忘れた傘である。それでは、 「これ」と「それ」は忘れた傘の指示と言うことができる。 3.省略 A: けさの新聞は読みましたか。 B: いいえ、読みませんでした。 省略しなければ、この会話はこのようになる。 A:けさの新聞は読みましたか。 B: いいえ、けさの新聞は読みませんでした。 この会話は主語を省略する。その主語はけさ新聞である。 4.接続詞 教授はふだん、掃除をしない。しなくても、ちっとも気にしない。 例文にあった接続詞は「しなくても」で、第二の文がある。~てもは前の 反対なことを示す。 5.代用 太郎が次郎を殴った。三郎もそうした。 例文の代用は「そうした」である。「そうした」は前の文の「殴っ た」の語に代わる。 6.繰り返し その年の四月に、おれはある私立の中学校を卒業する。六月に、兄は商業学校 を卒業した。 例文の繰り返しは卒業である。例文の中に卒業は二回現れる。 7.類義語 私は中学生の頃から、人生について考えるようになりました。父と母は、働き 続けているのに、どうしていつまでも貧しくて苦しいのだろう? 貧乏にあえぐ家庭、病気ばかりしている家庭、幸せそうな家庭。各家庭それぞ れに、いろいろの事情があります。 談話にあった類義語は貧しいと貧乏である。貧しいと貧乏は類似の意味が あるから、この二つは類義語である。 8.下位語と上位語 一人の男の子が立っていた。子供の手はしっかりと旗竿を握っていた。 例文の下位語は男の子で、下位語はこどもである。男の子は子供の部分だ から、男の子は下位語である。 9.連語 「 帽子をかぶっている」,「靴をはいている」,「上着を着ている」,「香水をつ けている」。 この例文は語の対象の連語である。帽子の対象はかぶるで、靴ははくで、 そして上着が着るで、こうすいはつけるである。これは日本語の連語の例であ るが、ヘッリデーによれば雪と白い、氷と冷たい、男と女、北と南、赤いと緑 も対象の連語である(1985;313)。 10.一貫性 母が死んでから、六年めの正月に、おやじも卒中でなくなった。 その年の四月に、おれはある私立の中学校を卒業する。六月に、兄は商業学校 を卒業した。兄はなんとか会社の九州の支店に口があって、いかなければなら ん。おれは東京で、まだ学問をしなければならない。 この談話の話題が結び付きから、一連の一貫性がある。話題は家族の状態 についてであり、各文の結び付きが強い。 結論 談話の中の結束性と一貫性は大切な要素である。いい談話は深いレベルの結束 性と一貫性を待たなければならない。ところが、結束しない談話がある。それは文 の構造が前の文に対して適切ではないからである。談話の内容は読者に伝えるため に、一貫しない談話は存在し得ることができない。 序論で示されたように、結束性は記号を持っている。談話の中によく現れた記 号は指示と繰り返しである。一方で、省略は会話によく現れた。

Item Type: Thesis (Undergraduate)
Subjects: P Language and Literature > PN Literature (General)
Depositing User: Perpustakaan Maranatha
Date Deposited: 02 Oct 2014 10:21
Last Modified: 02 Oct 2014 10:21
URI: http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7080

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