Analisis Ragam Dialek Kansai Dalam Manga 'Love Hina' (Kajian Sosiolinguistik)

Gikavianne, ( 0342034 ) (2006) Analisis Ragam Dialek Kansai Dalam Manga 'Love Hina' (Kajian Sosiolinguistik). Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.

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Abstract

序論 本論文では、漫画「ラブひな」における関西弁の用法を研究するも のである。関西弁が標準語の東京弁とどのように異なっているか、またど のような要因がその用法に影響しているか記述する。 本論 ご周知のように方言は特定地域に住む一集団の住人が話す言葉である。 従って、方言は社会要因となっている話者のアイデンティティーに影響さ れている。それにより、方言は、社会言語学をもって研究分析することが できる。 池上(1998:99)は言語をその使用される社会のさまざまな重 要(社会階層、性別、年齢、人類など)との関連で研究しようとする学問 分野の総称。ある言語を話す特定のコミュニティーの特徴を明らかにする ことを目的とする場合が多い。日本では言語生活という概念が以前から使 われてきたが、社会言語学という名称は主に地域言語という言語変種の一 側面の研究について使用されることが多かったと述べている。 関西弁は西部日本の大阪、京都、神戸という地域で使われる言語であ るので地域言語に入るのである。関西弁をより細かく分類するとすれば、 大阪弁、京都弁、神戸弁というものに分けることができる。 1. (4) キツネ:“で あんさん学部はどこなん?” 1の文の「あんさん」は大阪、京都、神戸で使う語的な関西弁の種類 である。標準語で「あんさん」は「あなた」と同じ意味である。キツネは 関西、主に大阪から来たので、1の文を言う。他の例としては、「ウチ」、 「ええ」、「アホ」、「ほんま」、「めちゃ」などがある。 2. (41) キツネ:“い いやいてへん いてへん!!”(LH 4:135) 2の文の「いてへん」は大阪、京都、神戸で使う形態論的な関西弁の 種類である。標準語で「いてへん」は「いてない」と同じ意味である。関 西から来たキツネは友人達に2の文を言う。他の例としては、「やなぁ」、 「来とる」、「~みい」、「せなアカン」、「呼んでへん」などである。 3. (7) キツネ:“――いや何やあの男が来てからこの寮の雰囲気 ちょい明 あか るった思わんか?” 3の文の「ちょい」は大阪だけで使う語的な関西弁の種類である。標 準語で「ちょい」は「ちょっと」と同じ意味である。キツネはもっと若い 年のなると素子に3の文を言う。 4. (135) スゥ:“ムムッ 海の方に向かっとるみたいやで!” 4の文の「やで」は大阪だけで使う形態論的な関西弁の種類である。 標準語で「やで」は「だよ」と同じ意味である。スゥは友人達に4の文を 言う。スゥは関西出身ではないのである。しかし、スゥは関西、主に大阪 から来たキツネに日本語を習ったので、関西弁を話すことができる。他の 例としては、「でんな」、「~き」などである。 5. (171) つるこ:“あら モトコはん お久しゅう” 5の文の「はん」は京都だけで使う語的な関西弁の種類である。標準 語で「はん」は「さん」と同じ意味である。京都から来たつるこは素子と 言う妹に5の文を言う。 6. (196) キツネ:“けーたろ早く帰ってきーひんかな――” 6の文の「きーひん」は京都だけで使う形態論的な関西弁の種類であ る。標準語で「きーひん」は来ないと同じ意味である。6の文は、キツネ は友達に言われている。キツネは大阪から来たが、京都弁を話すことがで きる。それは京都の位置が大阪と近いと言う原因である。他の例としては、 「どすか」、「おすなぁ」、「結婚しはる」などである。 7. (232) スゥ:“何かっこつけとんにゃ――ケータロ――” 7の文の「かっこつけとん」は神戸だけで使う形態論的な関西弁の種 類である。標準語で「かっこつけとん」は「かっこつけてる」と同じ意味 である。7の文は関西出身ではないスゥが言っているが、神戸弁を話すこ とができる。それはスゥが神戸弁の知識があると言う原因である。他の例 としては、「言っとん」、「のぞいとん」などである。 8. (22) スゥ:“えへへっみんなで枕なげせーへん?” 8の文の「せーへん」は大阪と神戸で使う形態論的な関西弁の種類で ある。標準語で「せーへん」は「しない」と同じ意味である。8の文は関 西出身ではないスゥが言っている。それはスゥがキツネから日本語を勉強 すると言う原因である。そして、大阪の位置は神戸と近いである。 結論 1.1 関西弁の特徴: A. 「だ」の助動詞が「や」に変わる。 B.後ろの言葉にある長い音が無くなる、例えば:「そう」は「そ」にな る。 C.標準語の省略、例えば:「おもしろい」は「おもろい」になる。 D.「ね」の終助詞は「な」または「なぁ」になる。 E.「いる」が「おる」に変化することによって「~ている」と言う動詞 の連用形の「~ておる」の変化に影響する。「~ておる」は「~と る」に省略する。 F. 動詞の未然形の「~ない」は「~へん」または「~ん」になる。 G. 動詞の過去形の「~たんだ」は「~てん」になる。 H.‘s’の音は‘h’に変わる。例えば:「~ましょう」は「~まひょ う」になる。 I. 動詞の「~てやる」は「~たる」になる。 1.2 大阪と神戸だけで使う否定形の動詞は: A. 「せえへん」。標準語で「しない」と同じ意味である。 1.3 大阪弁の特徴: A.「よ」と「ぞ」の終助詞は「で」になる。 B. 丁寧形の命令形の「~なさい」が無くなる。例えば:「行きなさい」 は 「行き」になる。 1.4 京都弁の特徴: A. 「です」の助動詞は「どす」になる。また、「おす」に省略される。 B. 「よ」の終助詞または「ぞ」は「え」になる。 C. 動詞に「~はる」を付けて丁寧な感じを出す。 D. 標準語の「来ない」と同じ意味の「きいひん」を使う。 1.5 神戸弁の特徴: A. 「~ている」の連用形の動詞は「~とん」になる。 2. ラブひなの漫画の関西弁の種類を使う要因: 2.1 話者の社会的アイデンティティーは関西人である。 大阪出身であるため、キツネは大阪弁で話している。 2.2 聞く人の社会的アイデンティティーも関西人である。 素子は京都出身の人だけと京都弁を使う。 2.3 言語接触が出来るところの社会周囲。 日向荘は違う地域から来た人々が集まる東京と言う中心の都市にあ る荘である。 2.4 相手との親密度。 キツネは関西出身ではない人に対してもいつも関西弁を使っている。 それは、キツネがみんなと親しく付き合っているからである。 2.5 付き合いと言う要因。 大阪出身のキツネから日本語を習っているので、スゥは大阪弁を話す ことができる。 2.6 大阪と京都と神戸の位置が近い。 京都出身の素子は大阪弁を話すことができる。 2.7 日本語の敬語法。 つるこはひなた荘に住む人々に(素子を除いて)丁寧形の京都弁で話 している。 2.8 関西弁をもってコミュ二ケーションをする聴者の関西弁に関する知識。 なるは関西人ではないが、キツネが話している関西弁を分かる。それ は、なるは関西弁に関する知識を持っているからである。

Item Type: Thesis (Undergraduate)
Subjects: P Language and Literature > PN Literature (General)
Depositing User: Perpustakaan Maranatha
Date Deposited: 15 Oct 2014 09:45
Last Modified: 15 Oct 2014 09:45
URI: http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7561

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