Makoto 誠, Rei 礼,dan Meiyo 名誉 Dalam Drama 'Shinsengumi'『新撰組』

Wibowo, Ari ( 0542030 ) (2009) Makoto 誠, Rei 礼,dan Meiyo 名誉 Dalam Drama 'Shinsengumi'『新撰組』. Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.

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Abstract

序論 「新撰組」とは、1863 年(文久3)、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三など武芸に優れた浪士 を集めて編成された、江戸幕府の警備対である。京都守護職に属し、反幕府勢力の鎮圧 にあたった、若き浪士たちの集まりでもある。 そして、この「新撰組」の武士道には、7つの原則がある。それは、儀・礼・勇・名 誉・仁・誠・忠義である。 幕末の時代において、政情不安が続いていた。一般市民が 無益な死を遂げたり、または、浪人によって殺されたりという事件が相次いだ。この騒 動を鎮圧するために、将軍は、自らを守護する任務を司る持別組識を形成しようとする のである。そして形成されたのが、浪士組である。この浪士組は将軍を守護する他、当 時の警察の役割も果していたのである。この浪士組は、主人を持たない234人の武士、 つまり浪人によって形成されていたのである。武士たちは、さまざまな目標を持って浪 士組に入ったのであるが、この組は脆弱ですぐに解散を余儀なくされる。しかし、組を 解散させるのは惜しいと考えた国粋主義者を中心に、彼らは新しい「新撰組」を形成し たのである。 「新撰組」の組員らは当初、武士道のその原則を士台にしていなかった。しかし、武 士は武士道の原則に則ってはじめて良い武士になるということを悟るのである。のであ る。「新撰組」の武士道には七つの原則がある。 「儀(ぎ)」「礼(れい)」 「勇(ゆう)」「名誉(めいよ)」「仁(じん)」「誠(まこと)」「忠義(ちゅう ぎ)」である。 本論では、この中の三つの原則、「誠(まこと)」「礼(れい)」「名誉(めい よ)」の3つの原則を取り上げて分析を行っていく。すなわち、この三つの原則は、ド ラマ「新撰組」のなかにも、多く反映されているからである。 本論 分析を進める前に、まず三つの原則について述べておく。 「誠(まこと)」という原則は発言したことに嘘がないこと、また発言したことは実行 するということである。 新渡戸稲造が著書「武士道」(1899)で述べているように、 「真実と誠実をなくしては、礼儀は茶番であり芝居である。」 つまり、言うこととやることが一致しなければならないのである。 「礼(れい)」は、日本の社会においては昔より現在に至るまで教えられてまたもので あり、それは人の話し方、態度、歩き方、御辞儀の仕方に見うけられる。また、「礼 (れい)」も心から行わなければならない。社交辞令であってはならない。つまり、 「礼(れい)」は心の現われであるともいえる。 「名誉(めいよ)」は、武士の誇りと威厳である。つまり、名誉(めいよ)は武士に とって重要なものである。この名誉(めいよ)は誠(まこと)及び礼(れい)を施すこ とにより、自然に身につくものである。 以下に示す文章は、ドラマ「新撰組」に出ている三原則の例である。 「誠(まこと)」は、次の山南敬助が近藤勇に対して言う言葉に見られる。 山南敬助:「人を信じない人間に命はあづけられる、私はどこまでも近藤さんについて きます。」 また、永倉新八の近藤勇に対する言葉も誠の具現である。 永倉新八 : 「近藤さん、あなたはいつも素直する、しかしだからこそあなたの言葉は 心に突きささる、また会えてよかった。」 「誠(まこと)」という原則は、周囲にいる人その考え方を変えることができるのであ る。 「礼(れい)」は武士の礼儀に関わり、名誉に深く関係しているものである。行動に おいて礼儀に叶わないと、名誉をなくしてしまうことになるのである。この「礼(れ い)」は、エピソード3にみられる。近藤勇が自分の母親に質問をする際、母親が彼を 叱責したにも関わらず、彼はきちんとした対応をとる。 近藤 勇:「 母うえは、私のことお嫌いですか。」 土方によれば、勇は人間が良すぎるという。勇をあまりにも尊敬しているため、彼は勇 の代りに残酷にことを運ぶ責務を受け負ったのである。 土方歳三:「腹は、決まったぜ、俺は壬生浪士組(みぶろしぐみ)を変える、その為に、 俺は喜んで辛い道に踏み込んでやる。」 恥を知る場合、人は「名誉(めいよ)」を守ることができるのである。土方歳三は、名 誉(めいよ)を重んじる武士である。彼は、お梅という女性に好意を持っており、彼女 に口説かれたが、彼女の意図が新撰組をつぶす場合、彼はお梅を殺すという決心をする。 土方歳三:「何かねらいがあるなら、あんたを切るぜ。」 山南敬助は自分の過ちを認めて、名誉を守るため死を嫌わないのである。 山南敬助:「悔むことはない、君は正しかった、私を許せば隊の規律は見られぬ、私が 腹を切ることで新撰組の結束はより固くなる。それが曹長である私の最後 の仕事です。」 結論 武士道の三原則を分析してみた結果、次の結論を引き出すことができる。 「誠(まこと)」をもってことを行えば、全てを上手く遣り遂げることができ、又、 その者に対して社会は敬意を払うことになる。「新撰組」において生じた問題は近藤 勇が「誠(まこと)」をもって、全てを片付けていったのである。 「礼(れい)」という原則は、誰もがすることができるが、それを「誠(まこと)」を もって行うのは困難である。人に敬意を払うときは、単に声をかけたり、おじぎをした りではだめであり、心をもってしなければならないのである。 武士は自分に名誉を持たなければならない。そうしなければ社会に認めてもらうこと ができないのである。名誉はちょっとした憤怒によって消えてしまうことがある。その ため、武士は、憤怒のため過ちをするのを恐れているのである。名誉を守るため武士は 切腹をする場合がある。

Item Type: Thesis (Undergraduate)
Subjects: P Language and Literature > PN Literature (General)
Depositing User: Perpustakaan Maranatha
Date Deposited: 09 Oct 2014 10:05
Last Modified: 09 Oct 2014 10:05
URI: http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7374

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