Wijaya, Monika Adriani ( 0542011 ) (2009) Analisis Aspek Inkoatif Verba + だ出す Pada Bahasa Jepang (Kajian Morfosintaksis dan Semantik). Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.
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Abstract
序論 日本の品詞動詞における「~だす」の時間の的はテンス(時制)や、 アスペクト(相)や、ムード(法)である。小泉によるとアスペクトは動詞 の示す行為が完結している(完了的)か、完結していない(未完了的)かを 表す文法的表示である(「日本語教師のための言語学入門」保小泉、1993、 pp.123)。 益岡(「基礎日本語文法」1989、pp.112)は次のようにアスペクトを 分類している。 1. 動詞のテ形+イル、アル,シマウ、イク、クル. 2. 動詞の連用形+ハジメル、ダス、ツヅケル、オワル. 3. その他 (~ところだ、~とする・~としている、~ばかりだ、 ~つつある). 日本語では始動相の相を表明するのために「~だす」という文法的要 素を使う。「~だす」形は、始まりの段階の動きを行うこと、動きを始める ことを表す(Nitta 1995: 28)。「~だす」は開始の動作のためだけではな いが、あるものごとの出現が予測できない場合にも使われる。 真子(「複語動詞の構造と意味用法」1999、pp.97)は“自然性”及 び“突発性”の事態における「~だす」の用法を次のように分類している。 1.感情の動きを表す。 例: 怒りだす 2.不測性を強調する場合。 例: 空が曇ったかと思うと、にわかに雨が降りだした。 3.音の自然性の場合。 例: 電話が鳴りだす。 4.表現上のニュアンスとして即興性やエネルギ-の爆発等が強調され る場合。 例: (芸人の) 間に生まれた一人娘は、ラジオから三味線が聞こえれば、 踊りだすような子だった。 本論 1.動詞+だす 例: それを聞いて、彼は急にあわてだして、落ち着かなくなった。 (GTN: 76) (34) あわてだして あわて だして あわてる だす ~て (34)の“あわてだして”はあわてるという動詞に始動相を表す「~だ す」が付いたものである。あわてるは短い間に生じるものであるため、瞬間 動詞に属する。 (34)に含まれている意味はある人の感情の動きである。この文の中に “彼”が何かを聞いてから、あわてるようになった。冷静な情態からあわて るという感情の変化が生じたのである。下の絵は意味をイラストしている。 あわてる あわてだす あわてた (a) (b) (c) “あわてだした”は(b)の時点におかれる。 2.動詞+だした 例: 庄助はだまってまた上流へ歩きだしました。 (KnMS: 77) (55) 歩きだしました あるき だしました あるく だす ~ました IC の分解にもとづくと、“ます形の歩く”が“ダシタ”の始動相に結 びつき、“歩き出しました”になる。歩くとは継続的にある行為が起こって、 継続動詞に属する。 (55)ではその前に起こった事態は庄助が“歩く”という動作をしてい る。しかしある事によって急に立ちどまったのである。しかし、その後、彼 は“歩く”動作を続けるのである。したがって、ある動作の開始の意味が現 れるのである。以下の時間線形の絵を見よう。 歩いている 歩く 歩きだす (d) 歩いた 歩きだしました (a) (b) (c) (e) (c)の点にある“歩きだしました”は(b)点から動作の動きの過程を示す。 結論 日本語の文における始動相を表す「~だす」を文折してみた結果、次 の結論を引き出すことができる。 1.始動相の「~だす」が付く動詞の種類は状態動詞、継続動詞、瞬間動詞 である。 2.動詞ます形+だす・だしたの形態の文における意味は“動作の開始”、 “感情の動き”、“不測の事態”、“音の自然発生”、“表現上のニュアン スとして即興性やエネルギ-の爆発等”である。
Item Type: | Thesis (Undergraduate) |
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Subjects: | P Language and Literature > PN Literature (General) |
Depositing User: | Perpustakaan Maranatha |
Date Deposited: | 08 Oct 2014 10:07 |
Last Modified: | 08 Oct 2014 10:07 |
URI: | http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7314 |
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