Joewono, Handayani Sugria ( 0542010 ) (2009) Analisis Kontrastif Verba Tingkat Tutur Dalam 敬語 Bahasa Jepang dan 'Undak Usuk' Basa Sunda (Kajian Sosiolinguistik). Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.
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Abstract
序論 言語は社会の文化を反映する。例えばいくつか言語のなかで、一定の社 会文化を反映するのは Speech Level というものである。その Speech Level は社会の文化によって使い分けられている。日本語とSunda 語においても 同様に Speech Level がある。Speech Level は話し手から聞き手に、または 話題の対象に敬意を表すときに使われる。 Speech Level とは日本語で敬語という意味である。菊池によると「敬語 とは同じ事柄を述べるのに、述べ方を変える事によって、敬意または丁寧 さを表す、その為の専用の表現」(菊池康人「敬語再入門」1996、pp. 3)。 日本語で敬語の用法は内・外という概念に影響される。島田によると、 「日本人には内と外という考え方があり、内というのは自分の所属する世 界のことで、外というのはそれ以外の世界のことを意味しているという」 (島田めぐみ「わかるビジネス日本語」2001 、pp. 57 )。この概念は Sunda の社会にはない。したがって話し手は目上に対しても尊卑を問わず 話題の対象に対しても敬意を表す。 敬語は、普通、尊敬語・謙譲語・丁寧語に三つ分類される。尊敬語は、 話し手が主語を高める表現である。「お+動詞連用形+になる」またはナ ル敬語・「動詞未然形+(ラ)レル」またはレル敬語は尊敬表現の型であ るが、この他に、「いらっしゃる・おっしゃる・召しあがる」など尊敬動 詞といわれる専用の動詞がある。 謙譲語は、話し手が、主語を低める表現である。菊池によると、主なも のだけでも二種ある。謙譲語 A・謙譲語 B と呼ぶ。また同氏は、丁重語 を謙譲語 B に入れる。丁重語の主語は高める必要のない、第三者や事物 に限られる。このほか、「お/語~いたす」は、謙譲語 A・謙譲語 B 両性 質を持った謙譲語AB である。 丁寧語は、話し手が聞き手に対して丁寧に述べる表現で、です・ますが その代表である。話題の人物の上下や、内か外かといったことを考えなく てもよい、誰でも使える敬語である。動詞文の場合は「動詞連用形+ま す」、名詞文の場合は「名詞+です」が丁寧表現の型である。菊池も丁寧 語を二つに分けている、本物の(狭義の)丁寧語と美化語。事物を美化す る(もちろん、表現も美化する)という性質を持っている点に美化語とい う。動詞または名詞の前にお/ごを付け足す。 Speech Level はSunda 語でUndak Usuk Basa という。Kamus Undak Usuk Basa Sunda において、Undak Usuk Basa Sunda は言語階層でその用法は話し 手・聞き手・話題対象に年齢・尊卑・状況に合わせる。 Undak Usuk Basa Sunda は、普通、Basa Loma ・Basa Sedeng ・Basa Lemes・Basa Cohag に四分される。Basa Loma は親近の人や友人の間で使 用される。Basa Sedeng は目上とか地位の高い聞き手にまた自分など地位 の低い、話題の対象及び、目下に使われる。Basa Lemes は地位の高い、目 上の人に対しても使うし、また尊敬するに値する話題の対象に対しても使 う。Basa Cohag は人が怒るときに、軽蔑するため使われる、卑俗なもので ある。これは動物に対して使う言葉であり、例え、目上の人あるいは地位 の高い人と話しているときも、話題の対象が動物である場合、この種の言 葉を使うのである。 丁寧さを表すためにはたくさんの要素がある。たとえば動詞によって示 す。新明解国語辞典において、動詞は事物の動作、存在、状態を表す言 葉。日本語では用語の一つで言い切る時の形が口語では「書く」「着る」のよ うにウ段の音で終わる言葉。丁寧さを表すのに、日本語の動詞は専用の動 詞に変えなければならない。たとえば「食べる」「飲む」は「召し上が る」に変える。 敬語及び Undak Usuk Basa Sunda は社会における関係を反映する言語用 法である。したがってこの Undak Usuk Basa Sunda の動詞と敬語の動詞の 対照研究は社会言語学を使う。社会において言語がどのように使われるか という社会的は側面が含まれているからである。 Longman Dictionary of Applied Linguistic により、社会言語学は社会階 層、教育水準ならびに教育の種類、年齢、性別、人種などの社会的要因と の関連で言語を研究する学問分野とある。 本論 話し手が敬意をはらう動詞に見られる、事例は以下のようである。 1. A:先生、秘書にその本の名前をお聞きになりますか。 B:いいえ、聞きません。 A:じゃあ、私が伺ってきます。 上記の例は学生と先生との対話である。話し手は聞き手に質問をすると きに「お聞きになる」を使う。「お聞きになる」はナル敬語である。聞き 手が主語であるため、聞き手に敬意を表すため、尊敬語を使う。聞き手も 目上で地位が高いである。聞き手が応答した後、話し手は「伺う」を使う。 「伺う」は謙譲語である。話し手が聞き手に対して敬意を表すために自分 のことを低めるのである。 次の例と比べてみよう。 2. A: Bu, dupi Ibu teh bade mariksa judul buku eta ka sekretaris? B: Muhun, ngan teu acan naroskeun Ibu teh. A: Upami kitu wios abdi bae nu naroskeun. 上記の例は学生と先生との対話である。例1と同様、話し手は聞き手に 敬意を表すため「pariksa」という動詞を使う。「pariksa」は聞くという意 味で Basa Lemes である。話し手は地位が高い、目上の聞き手に対して聞 くとき、この動詞を使う。聞き手が応答した後、「聞く」という意味であ る動詞「taros」を使う。「taros」は Basa Sedeng に入る。これも humble expression である。 「お聞きになる」「pariksa」は聞き手を高める動詞である。「伺う」 「taros」は話し手自身を低める動詞である。それら動詞は「聞く」という 意味を持つ。その違いは動詞の形にある。「お聞きになる」は発生動詞で ある。聞くは辞書形で、連用形に変わり、(聞く→ 聞きます→ 聞き)。尊 敬語の動詞は「お+動詞連用形+になる」。謙譲語の「伺う」「Pariksa」 「Taros」は専用の動詞である。「Pariksa」「Taros」は鼻音化を持つ自由 形態素で、「Mariksa」「Naros」になる。「Naros」は-Keun の接尾辞を 持つ。 日本語 動詞の形 Speech Level 動詞の形 Sunda 語 意味 お聞きに なる お+動詞連用 形+になる 目上で地位が高 い 自由形態素 + 鼻音化 mariksa 聞く 伺う 専用の動詞 主語を低める (humble expression) 自由形態素 + 鼻音化 + 接尾 辞 -keun naroskeun 聞く 結論 敬語は三種ある。相手と話題の対象を高める表現は尊敬語という。話し 手自身を低める表現は謙譲語という。話し手が聞き手に対して丁寧に述べ る表現は丁寧語という。その表現はみんなで話し手・聞き手・話題の対象 の地位・年齢・親近・会話の状況・内・外に影響される。 Sunda 語には Undak Usuk Basa の用法が四つある。Basa Lemes・Basa Sedeng・Basa Loma・Basa Cohag である。その表現は話し手・聞き手・話 題の対象の地位・年齢・親近・会話の状況に影響される。 敬語の動詞とUndak Usuk Basa の動詞の違いは語の形に見られる。敬語 では2種動詞がある。専用の動詞と発生動詞である。Undak Usuk Basa は、 ただ1種動詞だけであり、専用動詞である。敬語と Undak Usuk Basa の敬 意表現は聞き手や話題の対象を高める表現、話し手を低める表現、一般的 表現である。その違いは一般的表現にある。一般的表現というのはだれに 対しても使う表現で、話し手と聞き手と話題の対象の社会的要因を問われ ないのである。日本語での一般的表現は丁寧語の「~です・~ます」に代 表される。Sunda 語の一般的表現は、Sunda 文化に吸収された単語と Basa Lemes・Basa Kasar・Basa Sedeng が同じ単語になっているものである。そ の聞き手や話題の対象を高める表現、話し手を低める表現や、一般的表現 は前述した社会的要因に影響されるのである。
Item Type: | Thesis (Undergraduate) |
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Subjects: | P Language and Literature > PN Literature (General) |
Depositing User: | Perpustakaan Maranatha |
Date Deposited: | 08 Oct 2014 09:58 |
Last Modified: | 08 Oct 2014 09:58 |
URI: | http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7312 |
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