Analisis Praanggapan dan Implikatur Dalam Bahasa Surat Bahasa Jepang (Kajian Pragmatik)

Fransisca, Lyana ( 0742003 ) (2011) Analisis Praanggapan dan Implikatur Dalam Bahasa Surat Bahasa Jepang (Kajian Pragmatik). Undergraduate thesis, Universitas Kristen Maranatha.

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Abstract

序論 日本では敬語と言うことがある。敬語と言うのは、金田一 (1994: 218) によると、話題に出ている人に対する敬意、あるいは、話の相手に対する 敬意を表す表現である。 敬語は一般的に三つに分類されている。それは尊敬語、謙譲語、丁寧語で ある。尊敬語というのは動作や状態の主体に対する敬意を表現するもので ある。そして、謙譲語は、動作の主体を低めることにより、相対的に動作 の受け手に対する敬意を表現するものである。丁寧語というのは丁寧な言 葉を使うことにより聞き手への敬意を表す表現である。 敬語の使用は日本人の社会の中にある「ウチ」と「ソト」の概念と関係がある 。日本人は家族以外の人との会話で家族を高める表現を使わない。家族を いわば自分に準じるもの、さらに、自分の属する集団・会社、組識などに 属する人についても同様に「ウチ」として扱う。そして、家族の以外、会社 では、社外の人、集団、組識の外の人は「ソト」として扱う。「ウチ」の人を 「ソト」の人に話す時、謙譲語と丁寧語を使う。そして、「ソト」の人が会話 の中で動作の主体になると、尊敬語を使う。 敬語は手紙によく使用されている。手紙の中に使用する敬語はよく主語を 失うので、学生たちを混乱させる。しかし、尊敬語、謙譲語、丁寧語の使 用で文の主語を理解することができる。主語が分ったら、前提と含意の存 在を理解することができる。小泉 (1993: 323) によると、前提は次のように説明する: 会話の状況から汲みとるものではなく、語彙の意味的特質によって導き 出される含意である。したがって、前提は言外の意味というよりは言内 の裏の意味ということができる。 新村 (1991: 567) によって、含意は次のように説明する: 意味を含むこと。表面には現れない意味を内臓していること。また、そ の意味。「文章の一を読みとる」 前提と含意は語用論からの考察に含まれるので、この研究は語用論から の考察を使う。 本論 日本語の手紙は立松 (1992: v-vii) によると十一種類に区別する。しかし、この論文では、「お礼」、「お祝 い」、「案内状」の手紙だけを分析する。 1. お礼の手紙 このたびはご丁寧なお中元の品を贈りいただきまして、ありがとうご ざいました。早速家族皆でいただき、あまりのおいしさにとても感激い たしました。(http://www.hikkou.biz/img/tegami.jpg) この手紙では、差出人は聞き手として謙譲語の「贈りいただきまして」 、「いただき」、と「感激いたしました」を使う。「ご丁寧」と「お中元 」の言葉は丁寧語である。差出人は受取人を高めるために、謙譲語を使う 。そして、自分の家族を話す場合は丁寧語を使う。 上の手紙の中では、前提が三つある。一つは、差出人と受取人がいる。 二つは、以前に、受取人は差出人にお中元を送った。三つは、差出人はお 礼の言葉で返事した。この手紙の含意は差出人が受取人にお礼をする。 2. お祝いの手紙 「二〇一〇年度グッドデサイン賞」の御受賞、誠におめでとうござい ます。(http://pds.exblog.jp/pds/1/201011/01/16/d0180416_12163221.jpg) この手紙では、差出人は丁寧語の「おめでとうございます」を使う。そ して、前提は二つある。一つは、差出人と受取人がいる。二つは、差出人 は受取人にご成功のことのお祝いを言う。この手紙の含意は差出人が受取 人にお祝いを言う。 3. 案内状 つきましては、下記のとおり、創立○○周年式典を催したいと存じま す。ご多忙のところ恐縮ではございますが, 万障お繰り合わせの上, ご臨席賜りますようお願い申し上げます。(http://www.letter110.net/kihon kousei/osirase.html) この手紙では、差出人は謙譲語の「催したいと存じます」、「お願い申 し上げます」を使う。そして、「ご多忙」、「ではございますが」、「ご 臨席賜ります」の丁寧語も使う。 この手紙の中の前提は1と2のデータのように、差出人と受取人がいる 。そして、差出人は何かイベントを行われるつもりで、そのイベントに参 加するように受取人を招待する。この手紙の含意は差出人が受取人に行わ れるイベントに参加するように招待する。 結論 一般的な日本語の手紙の前提は必ず差出人と受取人がいる。それに、特 別の前提はその手紙の話題に基づき理解する。例えば:お礼の手紙は差出 人が受取人に感謝を言う、お祝いの手紙は差出人が受取人にお祝いを言う 、案内状の手紙は差出人は行われるイベントに参加するように受取人を招 待する。 そして、一般的な日本語の手紙の含意としては手紙の言葉の使用によっ て、差出人と受取人の関係がウチの関係か、またはソトの関係か理解する ことができる。それに、手紙の言葉の使用によっても差出人の性別を理解 することもできる。もう一つは、いつその手紙を書いたか、手紙の内容か ら、理解することができる。特別の含意はその手紙の話題に基づき理解す る。例えば:お礼の手紙は差出人が受取人に感謝を言う、お祝いの手紙は 差出人が受取人にお祝いを言う、案内状の手紙は差出人が受取人に行われ るイベントに参加するように招待する。

Item Type: Thesis (Undergraduate)
Subjects: P Language and Literature > PN Literature (General)
Depositing User: Perpustakaan Maranatha
Date Deposited: 02 Oct 2014 11:19
Last Modified: 02 Oct 2014 11:19
URI: http://repository.maranatha.edu/id/eprint/7087

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